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脳性マヒ(CP)には、どんな症状があるの?

      2017/08/11

image001イラスト出典元:Yahoo!

脳性マヒ(CP)には、どんな症状があるのでしょうか?

最近では、街も整備されエレベーターやスロープの普及が多くなり、CPの人や他の障害の人を見かけやすくなりましたよね。

 

今回はCPの症状についてお話しします。




CPには様々な種類(型)があります。

主に痙直・片マヒ・両マヒ・アテトーゼ・失調・強剛・混合という型です。

いずれも共通していえることは、脳の運動機能をつかさどる神経経路に損傷を受けていることです。

呼吸も運動機能ですから、正しい呼吸をすることが難しい型もあります。

 

・痙直型

末端の筋の伸張反射が高まり、筋は持続して縮まった状態になります。障害のあらわれる部位によって症状が変わります。

身体にある、ありとあらゆる筋が縮まった状態になり伸ばすことが出来ないのですから、重度になると呼吸困難にもなります。

 

・片マヒ型

体の左右どちらかにマヒがあります。腕・体幹・脚を主に症状があらわれやすいです。

体幹とは、その名の通り体の幹となる、胸・腹・背・尻・股の部分のことを言います。

脚よりも腕の方に症状があらわれます。マヒ側は股・膝が伸びきらず、つま先を中心とした歩行になります。

腕で支える状態が取りにくくなります。

 

・両マヒ型

左右両方にマヒがあります。腕・体幹・脚を主に症状があらわれやすいです。

障害の程度は幅広く、座っている状態が保てない重度から独歩が可能な軽度までありす。曲げる筋が持続的に縮まっているため、関節の拘縮や変形が起こりやすくなります。

 

・アテトーゼ型

付随運動型とも言われ、一つの動きをしようとする時、体全体が筋緊張の状態になり、筋緊張のコントロールが難しくなります。

意識で伸ばそうとすると縮み、縮もうとすると伸ばすといった逆の症状になります。

付随運動と筋緊張のため常に、首を振る・顔面のゆがみ・引きつった言葉(言語障害)・体のふるえ、などの症状が起きます。

付随運動による筋緊張の負担から、大人になってからの「二次障害」というものが注目されています。

この「二次障害」については長くなりますので、また次回の時に説明しますね。

 

・失調型

今までの筋緊張とは逆と考えてもらった方が分かりやすいと思います。

平衡感覚を調整する運動機能に支障があり、筋力、筋緊張は弱く、言語もスローになります。

 

・強剛型

筋の屈曲・伸展の緊張が常に強いため、伸ばす動きと曲げる動きが痙直型と似ています。

 

・混合型

上記の型が2つ重なったもので、多くの場合、痙直型とアテトーゼ型の混合が多いです。

CPと知的障害の関係

CPには、知的障害を伴なう症状と、伴わない症状があり誤解されやすい障害です。

知的障害とは、大脳の知的をつかさどる広範囲の部分が損傷し、様々な体験を得られない・情報が正しく伝わらない、などといった障害です。

 

運動機能に症状があるCPに知的障害も加わると、社会に出た時には、知的障害の方の症状が強くなるため、先ほど書いたように知的障害を伴なわないCPの人でも「知的障害がある人」と誤解を受けやすいのです。

 

ちなみに私は「知的障害」を伴なっていません。

 

今回はCPの症状について書きました。

次回は「CPの改善」について書きます。

CPへの正しい知識を持って、誤解のない社会を共に作っていければいいなぁと思っています!




まとめ

CPの症状には、痙直・片マヒ・両マヒ・アテトーゼ・失調・強剛・混合の型(種類)があります。

CPには知的障害と合併する場合と、合併されない場合があります。

 

 

 - 脳性麻痺