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脳性マヒ(CP)の人は生活をどうしているの?

      2017/08/11

生活

皆さんは暮らしに不便を感じたことはありませんか?

あるいは働いても働いても低所得で苦しい時代に来ていると感じている方は多いのではないでしょうか?

私は重度脳性麻痺(CP)で、色々な人のお世話になりながら家庭を持ち、1児の母としての生活は有り難いと感謝していますが、主人も安定した職種ではないので毎月の家計はものすごく大変です・・・。

 

さて、今回はそんな日々の暮らしの中でCPなど身体障害を持つ人達はどんな生活をしているのでしょうか?私の知っているCPの人達の生活を例にしてご紹介します。




脳性麻痺(CP)の人の生活

学校卒業後、本当の自立の意味では例えば、一般企業に勤めて経済的にも精神的にも自立し結婚されて家庭を築いているCPの人達も重度・軽度に関係なく多くいます。

何か自分にできる資格を取得し、ユニバーサルデザインを考案したり、幅広く社会と関わったりする人も多い中、

一方で障害者権利活動の団体に入り活動に身を投じている人もいます。

 

私は他の障害の人の生活を知りたくて、企業退職後は、そういう団体に2年行きましたが、途中でやめてしまいました。

何故かというと、その団体は今まで社会からも家族からも虐げられてきた障害者達が作った組織団体で過激な理念や権利活動を行っており、それに抵抗を感じたからです。

「障害者の権利!権利!」「社会は敵だ!」と、いつも苦虫を噛み潰したような顔で社会に抵抗する考えが私には合わなかったのです。

ヘルパーさんに対しても自分達が自己判断、自己決定をし、それに忠実についてくるだけでいい、余計なことはしなくてもいいとまるで黒子の扱いでした。

しかし私達、障害を持つ人は、敵だと思っている社会にお世話になっているのです。

そういう人達も、その社会に守られて生活出来ています。

 

重度障害でも親元や施設を離れ自立生活したければ、生活保護と障害者年金をもらって住むところを与えてもらい、お金にも守られての暮らし、もし好きな人がいれば籍を入れれば収入が減るのでパートナーとして同棲という形をとっている人も少なくありません。

でも、果たしてそれが本当の自立生活でしょうか?

これもまた疑問なのですが、そういう活動をしているCPや他の障害者達は「団体」になり、住んでいるところも同じ地域が多いのです。

障害者の多い地域は、あふれかえる障害者の対応に一人一人丁寧にはできませんから、役所も厳しくならざるを得ません。

障害者が固まっている地域と、そうでない地域の役所の対応も違ってきます。

私はそういう固まっている地域とは離れて暮らしています。

私の場合

全寮制の高等部を卒業してからは、家に戻り家から企業へ通勤していました。

自分だけの部屋もあてがってもらい退職後も家での生活でした。

パソコン教室に通ったり、童話の勉強をしたり、海外旅行をしたり、パソコンのネットを通じて同じようなCP仲間とリアルに付き合ったり、自分で考え、自分が好きなこと・興味のあること・今のうちしかできないことをやっていきました。

ですが、そのせいか結婚して主人がいても、あまり主人に相談して決めたり、主人への甘え方や頼り方、褒めて掌で転がすということが、今もわからなくて、これが私の課題です。

主人には「あなたは俺がいなくても生きていけるなぁ」と言われながら・・・。

 

単に親元や施設を離れることが自立生活ではない

敵と思っている社会に守られて生きている重度CPや障害者達はお金に対する苦労を知らない人が多いです。

これは私の感じていることではありますが、まず生活保護などで自立という形ではなく、何人かとシェアハウスで暮らし、指導してもらいながら社会に出ての自立生活がどういうものなのか、良いところばかりではなく苦労することも知った上で、それでも自立生活という道を選ぶのか、しないのかを決定させることが必要だと思っています。

なぜなら組織団体には、「脱施設!脱親元!」と掲げているだけで、「真の自立とは」を教えられていない重度CPや障害者達があまりにも多いからです。

あおられて、生活保護と障害者年金の暮らしに慣れた障害者達はお金に対しても守られているため、お金を手に入れる苦労を知らない人も多いのです。

国もそういった収入の苦労や障害者の生活保護での暮らしの見直をする時代に来ていると私は思います。



まとめ

幅広く社会と関わり、仕事をしてお金を稼ぐ苦労を知りつつ自立生活している脳性麻痺の方や障害者の方がたくさんいる一方で、障害者権利活動の団体に入り、施設や親元からの自立を掲げるだけでお金を稼ぐ苦労を知らない方もいます。

無理に自立生活をしなくても、自分で出来ることを考えて仕事をしたり、ディサービスで出来ないことを気持ちよくやってもらったり、健常者に色んな事を教えてもらって社会参加などをするのも自立だと思うのです。

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CPや障害者の人が、お金を稼ぐ大切さを分かった上で一人一人その人に合った生活が出来ればいいですね!




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