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脳性マヒ(CP)の人は車の運転免許を取れるのか?

      2017/08/11

 脳性マヒの車の免許01

皆さんは運転免許を持ち、車でドライブを楽しんだりしていますか?

交通事故に遭うと大変ですが、車は移動手段の中で便利な乗り物ですよね。

さて脳性マヒ(CP)の人は車の運転免許を取得できるのでしょうか?




脳性マヒ(CP)の運転免許所得(同級生A君の体験)

最近はCPや障害のある人でも、車に乗って自分で運転操作している人がいます。

実際、私もそのような友人が何人かいます。

それではCPや障害のある人達が運転免許を取得する時、どんなふうにしているのでしょうか?

私は車のことはよく分からないので、友人のA君に聞いてみました。

A君談

僕が車の免許を取りたかった動機は、小学高学年のときにペダル式の四輪車に乗っていたので運転には自信があったのと、TVドラマ「あぶない刑事」の影響や、当時、坂の多いところに住んでいたので、車があれば行動範囲も広がり便利だなぁと感じたからです。

そこで免許を取ることに猛反対する両親に懇願しました。

まず、CPが免許を取る前に適性検査を受けます。

「ハンドルを回せるか」「ペダルを踏めるか」などです。

そこで合格すれば、晴れて教習所へ通う事ができます。

当時、僕はまだなんとか独歩可能だったので、教習所の送迎バスで母に付いてきてもらって通ってました。

自動車教習所によっては障害者教習車用の改造車の有無があるそうですが、僕が通った教習所には改造車は無くて普通のものでした。

なので、僕の場合はハンドルに旋回装置(ノブ)を取り付けてもらい操作していました。

 

現在は自動車運転免許取得の補助金もあるみたいですね。

僕は知らなかったこともあり、全額自費でしたけど・・・

 

僕は机上での筆記ができませんのでテストは地べたに座り受けました。

因みに実地は一発で合格で学課試験は5回目で合格をしました。

今はもしかするとあるかもしれませんが時間延長やマークシートの拡大などの配慮はその頃はなかったです。

免許取得後、購入者に改造が必要であれば、申請すると助成金が下ります。

それに車の免許を取ってからやっぱり行動範囲がかなり広がりました。

 

A君はこのようにして免許を取得しました。

ただCPは二次障害があるので、現在は電動車イスがほとんどの移動手段だそうです。

今は下記のような障害者の免許取得に熱心な教習所もあるようです。

小野自動車教習所

あなたの住まいの近くにもよく似た教習所があるかも知れませんね。




まとめ
・CPが免許を取る前は、「ハンドルを回せるか」「ペダルを踏めるか」などの適性検査を受けて合格すれば教習所へ通える。

・自動車教習所によって、障害者教習車用の改造車の有無がある。

・現在は自動車運転免許取得の補助金制度もあるし、免許取得後、購入者に改造が必要であれば申請すると助成金が下りる。

 

友人A君は免許を取得し、移動の幅が広がりました。

しかし高等部の同級生Tさんは免許取得後、不運にも人身事故を起こし、その相手の人は亡くなってしまったそうです。

障害の有無に限らず、車は便利なものにもなりますが、とてつもない危険性もはらんでいます。

脳性マヒでも自動車免許を取得できる人もいますが、運転する時はくれぐれも無理のないように心がけて下さいね。




 - 脳性麻痺